お子様の歯がグラグラしてきたら大人の歯デビュー!?
歯がグラグラしてきたので歯の状態を診て欲しい、とご家族でご来院されました。
早い子でしたら5歳くらいで下の歯がグラグラして抜けます。もちろん個人差がありますので5歳で歯がグラグラしない子供もいます。
親御さんがご自身が歯並びが悪いから子供も歯並びが悪くなるんじゃないか?子供の歯並びが気になる、という事でした。
歯並びが悪いのは、歯並び自体が遺伝するのではなく、顎の大きさ、骨格が遺伝と深く関係があります。
顎が小さいと歯が生えるスペースを確保できず、結果歯並びが悪くなるという事なのです。
子供の歯をレントゲンで撮影した際に分かる事は、歯の本数や、永久歯の状態です。
歯のレントゲン撮影による身体への影響
医療被爆量は飛行機に乗るより少ない??
放射能や被爆というと特別なことのように聞こえますが、実は誰もが毎日放射線源(放射性物質)※を浴びて生活しています。
テレビや電子レンジなど電子機器からもでていますが、普段私たちが食事をする食べ物からも実は放射線源(放射性物質)は出ているのです。
食事による内部被曝は年間平均410マイクロシーベルト(0.14ミリシーベルト)で、東京~ニューヨーク間を飛行機で往復するとおよそ200マイクロシーベルト(0.2ミリシーベルト)もの放射線源(放射性物質)を浴びることになります。
一方、歯科のデンタルレントゲンは1回で1~8マイクロシーベルト(0.001~0.008ミリシーベルト)なので、年に数回レントゲンを撮っても大きな被害を受けることはありません。
また、取り込まれた放射線源(放射性物質)は新陳代謝によってある程度排出されるため、日常生活を送る上では気にする必要はありません。
※放射線源(放射性物質)とは、放射線の発生源のことを言います。放射線源(放射性物質)が取り込まれ、新陳代謝により排泄されます。
5,6,7歳くらいは永久歯が生えてくるとても大事な時期です。乳歯がむし歯だったから永久歯に生え変わったから大丈夫!というわけでもありません。乳歯がむし歯なら永久歯のむし歯のリスクも高くなってしまいます。ですので歯がグラグラしてきた、歯が抜けた!というお子様は一度、検診をお受け頂く事をお勧め致します。レントゲン撮影はご希望の方に撮影をします。